神泉苑から南に歩いて20分弱。壬生寺と隣接した所に新選組壬生屯所遺跡八木邸はあります。あの新選組発祥の地とされるのがここです。
八木邸の主人であった八木家は、この辺りきっての旧家であり、壬生郷士の長老を務める家柄でした。江戸末期にはここが浪士の宿所となっていたため、それが縁で新選組の浪士たちが泊まることになったのです。芹沢鴨や平山五郎が暗殺されたのもこの場所になります。
分かりやすいスタッフの説明で歴史を学ぶ
この八木邸では、スタッフによる案内がおこなわれています。熟練のスタッフがおこなっているため、話が面白く、難しい歴史も分かりやすく説明してくれます。新選組について詳しい方以外でも、十分に楽しめる配慮がなされているのです。この八木邸は、京都市指定有形文化財に指定されています。